住宅購入と切っても切れない関係にある「住宅ローン」。
色々あるし、難しくてよくわからないから業者さんおすすめの銀行でいいかな?ということになりがちです。
しかし、どんな金融機関の、どの種類の商品を選ぶかで、支払総額が数百万円単位で変わってしまうことも・・。
また、ローンに伴う諸費用も馬鹿にならないですし、繰り上げ返済を積極的にしていくつもりの人は、利便性などにもこだわらなくてはなりません。
しっかりと基礎知識をつけて様々な点を考え、主体的に選びたいですね!
商品の内容をしっかり検討!
現在住宅用のローンを扱っているのは銀行、ネット銀行、信用金庫、公的ローンなどです。
そして、商品タイプも多種多様です。
不動産業者の提携ローンを利用する方も多いでしょう。確かに提携ローンは審査がスムーズだったり金利優遇が受けられたりするメリットがあります。
しかしある程度時間に余裕があったり、調べる意欲のある方であれば自分で有利なローンを探す方法もあります。
住宅ローンの種類は全部で4,000種類を超えていますのですべてを比較することは不可能ですが、基本的なタイプの違いや特徴、審査の流れなどを知っておくことは大切です。
業者さんのおすすめローンに決める場合でも、内容について疑問点を銀行の融資担当者に質問し、相手の説明をひととおり理解できるくらいになっておきたいものです。
銀行や信用金庫、公的融資などそれぞれの貸付機関の特徴をつかんでおきましょう。
貸付機関 | メリット | デメリット |
メガバンク | ・取扱うローンの種類が多彩 ・支店が多く利便性がある | ・審査が厳しい |
地方銀行 | ・地元に根付いており、返済などの相談に乗ってくれる ・審査がメガバンクより緩い | ・魅力的な商品があってもその地域の人でないと使いづらい |
信用金庫 | ・ユニークな商品を出していることがある | ・同上 |
ネット銀行 | ・人件費などの節約により、実店舗を持つ銀行よりも金利が安い ・店頭に出向かなくてよい | ・人の顔が見えないことが不安に感じることもある ・人件費を抑えているため、自分で書類を集めなければならない ・書面審査のみなので厳しく、時間がかかる |
財形住宅融資 (公的融資) | ・融資手数料が無料 ・最初の5年間は金利面で有利になる | ・勤務先を通じて申し込む形の財形融資は転職がしにくい (退職時に一括請求される) |
フラット35 (半官半民) | ・全期間固定金利のため、安心感がある ・保証料、繰上返済手数料がかからない | ・市場金利が下がっても返済額は固定されている ・変動金利に比べて、全期間の返済額は高くなる |
如何でしょうか?すべての人にとってメリットばかりのローンというのはないのです。つまり、借りる側が何を重視するかによって選ぶべき商品は異なるといえます!
住宅を購入した際に「家が自分の物である」ことを証明するために重要な所有権移転登記。
そして、銀行ローンを組んだ時に必ず必要になる抵当権の設定や、ローン完済の時に忘れずにしておきたい抵当権抹消の登記。
これらのものは、手続の際に専門的な登記の知識が必要になるため、司法書士が手続を代理して行うことが一般的です。
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